- プログラミングを少しやってみたけど難しい。
- 自分がプログラマーとしてプロになっていく将来像が見えない。
- プログラミングが苦手でもIT企業でやっていける?
こんな疑問に現役SEの僕がお答えします。
結論から申し上げますが、プログラミングが苦手でもIT企業でエンジニアになることはできます。
この記事では、現役SEの僕がなぜプログラミングが苦手でもエンジニアになれるか解説します。
この記事の内容
- プログラミングが苦手でも継続してエンジニアを目指す
- プログラミングをしないでITエンジニアになる
プログラミングが苦手でも継続してエンジニアを目指す
プログラミングが苦手と感じるのには当然理由があるはずです。
まずは、その理由を明確にしてましょう。
例えば以下の理由が考えられます。
- プログラミングを始めたばかり
- しばらくプログラミングをやってみたがうまくいかない
- プログラミングに苦手意識がある(文系出身など)
1.プログラミングを始めたばかり
プログラミングを始めたばかりで四苦八苦しているパターンであれば続ける価値はあります。
確かにプログラミングを始めたばかりの頃は何もわからず大変です。
全てが目新しく覚えることも多いですよね。
何か新しいことを始めた際、わからないことだらけで試行錯誤しながら取り組みます。
本を読んで学習してみたり、ネットで調査してみたり…。
新しいことを始めるのは非常にエネルギーがいるのです。
今あなたは自転車に乗れますか?
乗れるのであれば、自転車が目の前にありさえすれば、こいで運転できますよね。
では、始めて自転車に乗ったときのことを思い出してください。
記憶が曖昧なぐらい小さい頃かもしれませんが…。
お父さんやお母さんと必死に練習を重ね、乗れるようになったと思います。
できる前と後ではこれほど使うエネルギーに差が出るということです。
ですので、最初は苦労するかもしれませんが諦めずに継続すればできるようになります。
2.しばらくプログラミングをやってみたがうまくいかない
しばらくプログラミングを学んだけど上手くいかないケースもありますよね。
「うまくいかない」とはどういう状況のことなのかを考えてみましょう。
自分の理想に追いついていない
自分の理想に追いついていない状態だと「うまくいかない」と感じてしまします。
では、その理想とはどういう状態なのか?
- 文字を表示させる
- 1ページのサイトを作れる
- サイト設計を考慮して企業向けHPを作成できる
上記のように理想の形は人それぞれ。
「うまくいかない」のはあなたの理想が高いのかもしれません。
決してディスってる訳ではなく、あなたの目標が高いことを意味しています。
目標が高いことはいいことですが、少し肩の力を抜いて、継続することに焦点を向けたほうがいいのではないでしょうか。
継続は力です。続ければ必ずスキルになります。
成長曲線は人によりけり
大人の成長曲線は階段状です。
この成長曲線も人によりけりです。
コツコツと積み上げて成長するタイプもいれば、積み上げ期間が長い分一気に成長するタイプもいます。
しばらくプログラミングをやってみても「うまくいかない」と感じている方は、積み上げ期間が長いタイプかもしれません。
まだ、積み上げ期間が終わってないだけなのです。
諦めずに続ければ一気に成長できるかもしれませんよ。
3.プログラミングに苦手意識がある(文系出身など)
「文系出身でもプログラミングは簡単!」
「文系」「プログラミング」で検索するとこんな記事よく目にします。
確かに簡単にできる人もいるでしょうけど難しい人もいるし正直人それぞれですよね。
私は文系脳の人間なので、新人研修でのプログラミングは苦手意識を感じていました。
アルゴリズムとか思いっきり理数系のそれですよね。
C言語の基礎である「ソート」の概念からあっぷあっぷしてました。
今では懐かしい思い出。
と、元から苦手な場合もあります。
このケースでは言語を変えてみるのも手かもしれません。
プログラミング言語には様々な種類があります。
私はC言語は苦手でしたが、HTMLやCSSはすんなりできました。
「苦手だけどこの言語じゃなきゃダメ!」というケース以外は言語を変えてみるのも1つの手ですよ。
プログラミングの苦手意識をなくす方法
プログラミングの苦手意識をなくすには得意になればいいのです。
「そんな簡単にできれば苦労しない」と言いたいのはわかります。
しかし、方法は存在します。
プログラミングに苦手意識があるということは、プログラミングをできていない状態だからです。
先ほど自転車を例に出しましたので同じように自転車で例えます。
自転車は乗ってしまえさえすればスピードを上げて進むことができます。
こぐのは簡単ですからね。
初めて自転車に乗るのは安定せず大変です。
なので両親が後ろを押さえてれましたよね。
「離さないでねー?」と何度もいってる内に手を離されていて、いつの間にか自転車に乗れていた、なんて話よくありますよね(思い出すと感慨深いものがありますが)。
つまり、「自転車の後ろを押さえて」くれる人がいれば苦手意識はなくなります。
その方法はプログラミングスクールを活用することです。
プログラミングスクールを活用することにより「最初のわからないだらけ」の部分を簡単になくすことができます。
将来プログラマーとして活躍したいなら、プログラミングスクールを活用するのが一番の近道です。
プログラミングスクール活用のメリット
プログラミングスクールを利用して大きなメリットとなるのは以下の2つです。
- プロの指導で要領よく学ぶことができ、挫折することも少ない
- 就職・転職で有利になる
プロの指導で要領よく学ぶことができ、挫折することも少ない
短期間でプログラミングを習得できる
プログラミングスクールの講師は当然ですがプロです。
プログラミングのプロであることと同時に教えることに関してもプロです。
プログラミングスクールではスクール運営を通し、実績とノウハウを蓄積しています。
カリキュラム・スケジュール・講義方法・QAなど、独自のノウハウで展開してくれるのです。
また、プログラミングスクールでは数々の生徒を見てきています。
よって、生徒一人一人に対し適切な指導をすることができるのです。
従って、短期間で誰でも要領よくプログラミングを習得することが可能です。
わからないことをプロにすぐに聞ける
不明点をプロにすぐ聞けるのも大きなメリットですよね。
勉強や仕事でのイヤなことランキングで「不明点を解決できない」ってかなり上位にくるのではないでしょうか。
そのストレスがゼロなのです。
ストレスがないということは挫折することもなくなりますよね。
ちなみにプログラミングを独学している人の挫折率は90%以上といわれています。
このことからもプログラミングをしっかり学びたいのなら、スクールを活用した方が懸命といえるでしょう。
就職・転職で有利になる
各プログラミングスクールには、独自のコネクションをIT業界に持っています。
プログラミングスクールでは実技があります。
実技でソフトウェアやアプリケーションを作るため、それが成果物になります。
スクールで作った青果物をポートフォリオとして就職面接に持ち込めば、採用担当の評価は上がるでしょう。
プログラミングスクール活用のデメリット
費用がかかる
ITスクールの費用は大体20万円前後です。
この数字だけ聞くとちょっと高い気がしますよね。
でも、よく考えてください。
1ヶ月なし数ヶ月間プロの手厚いサポートを受けることができ、就職にも有利になるのです。
しかも、就職してしまえば1,2ヶ月でペイできますよね。
費用が気になるのであれば、就職サポート付きのプログラミングスクールなら完全無料で利用することもできます。
スクールが紹介する企業に就職することを条件にカリキュラムや講義、サポートを無料にしているのです。
プログラミングを学んで就職もしたいという方にはおすすめです。
受動的になる恐れがある
スクールに入って陥りがちなのは受動的になって自分から積極的に学ばなくなること。
「プロが教えてくれるからいいや」と高を括っていてはプログラミングの習得は遠のくでしょう。
やはりやる気は大事です。
将来自分がどうなりたいか、ビジョンを思い描きながらモチベーションは維持するのが肝要です。
タイプ別おすすめプログラミングスクール
GEEK JOB
プログラミングの学習と転職サポートがセットになったスクールです。
20代であれば利用は無料になります。
タダで学べて転職もできるなんて一石二鳥ですね。
時間に余裕があるならGEEK JOBがオススメです。
TechAcademy
仕事などで通学なんかの時間が取れない方は、
TechAcademy [テックアカデミー]をおすすめします。
オンライン型プログラミングスクールですので、自分のスケジュールに合わせ空き時間などを利用して学習できます。
不明点はメンターに聞けるので「わからない」をなくせるのも安心。
TECH::CAMP
TECH::EXPERTはtechacademyとは逆に通学式のプログラミングスクールです。
対面で講義をうけることができます。
こちらも人気のスクールですので無料説明会に参加してみてはいかがでしょうか。
プログラミングが苦手だと感じてやめる
諦めるときはスパッとやめるのも手でしょう。
以下の場合はやめることも検討しましょう。
- 本当に面倒だと感じる
- やる気がおきない
- 興味がわかない
- やる理由が特にない
プログラミングを諦めてもIT企業に入社して手に職をつける方法はあります。
職種を変えればいいだけです。
プログラミングが苦手でもIT企業に就職する方法
IT企業で働いているのは何もプログラマーだけではありません。
エンジニアは大きく分けて2種類の職種があります。
「プログラマー」と「インフラエンジニア」です。
プログラマーはなんとなくわかるかと思いますので説明は省きます。
インフラエンジニアとは「サーバエンジニア」と「ネットワークエンジニア」などの通信系(インフラ)周りを担当するエンジニアの総称です。
インフラエンジニアはプログラミングができなくてもなれます。
新卒のときプログラミングが苦手な私は、「インフラエンジニアならいける!」と思いそのままインフラエンジニアの道に進みました(今はプログラミングもやりますが)。
以下の記事でネットワークエンジニアのことに触れています。
サーバエンジニアも扱う機器が違うだけで大まかには仕事の流れは同じです。
未経験で資格取得から就職までできる
完全無料で資格取得を目指すことができ、就職サポートまで受けられるITスクールがあります。
以下の記事に詳しく記載していますので気になる方はチェックを。