はじめてのネットワーク

CCNAとはどんな資格?取得メリット、受験料、勉強法まとめ!

インフラSEを割と長いことやっていますtakです。

さて、CCNAを取得しようかな~?なんてうっすら考えているあなたのためにこの記事を書いています。

  • CCNAってどんな資格?
  • CCNAを取得するメリットは?
  • 受験料はどれぐらいかかる?
  • 更新が必要なの?
  • 試験の内容はどういったもの?
  • どうやって勉強すればいい?

このような疑問を解消していきます。

一緒に疑問を解決していこう!

CCNAってどんな資格?

CCNAとは「 Cisco Certified Network Associate」の略で、世界最大手のネットワーク機器メーカー、シスコシステムズ社が実施しているベンダー資格です。

TCO/IPを始めとする、基礎的なネットワークの知識を持つことを証明します。

CCNAには8つも種類がありますが、一般的にCCNAと言うと「CCNA Routing and Switching」のことを指します。


世界共通基準の資格であり、ネットワーク業界では最もスタンダードな資格になります。

国家資格でもないのにスタンダードな理由として、「ネットワークの共通基礎知識が出題されること」、「Cisco製品のネットワーク機器は全世界で最も企業導入率が高いこと」が挙げられます。

ネットワーク技術者として取得しておきたい資格の一つです。


Cisco社が実施している資格の代表的なものは難易度順に、以下のようなものがあります。

  • CCENT( Cisco Certified Entry Networking Technician )
  • CCNA( Cisco Certified Network Associate )
  • CCNP( Cisco Certified Network Professional )
  • CCIE( Cisco Certified Internetwork Expert )

CCENTの出題範囲は CCNAの半分なので、非常に難易度が低い資格です。

違いを例えると、履歴書の資格欄にCCENTは書けないほど基礎的ですが、CCNAは書けるレベルの基礎という感じ。


CCENT(ICND1)とICND2という試験を合格するとCCNAを取得したことになりますので、範囲を分割して受験する場合にいいでしょう。

CCNAを受験すれば最短1度の受験で取得できます。

民間企業が実施している資格なのにスタンダードな資格なんだね!
デファクトスタンダードってことだね!

CCNAを取得するメリットは?

ネットワークエンジニアの基礎的知識があることを証明できます。

また、CCNAはその後の上位資格であるCCNP受験の条件にもなります。


ネットワークエンジニアはプログラマーや開発系のエンジニアに比べ、資格を重視されることがあります。

理由は、CCNAを始めとするCisco資格が、業務と直結する知識であることが多いためです。


ですので、転職時の年収交渉や、人材派遣・SES等の面接で重要になります。

ネットワーク技術者にとっては重要な資格なんだね!

受験料はどれぐらいかかる?

CCNA一発合格を目指す場合とCCENT(ICND1)・ICND2の分割受験で取得を目指す場合で受験料が変わります。

試験名料金(税抜)
CCNA(200-125J)39,000円   
ICND1(100-105J)
ICND2(200-105J)
19,800円

1科目の受験の場合は、「\39,000」ですが2科目で取得を目指す場合、合計で「\39,600」かかりますので若干2科目での受験の方が割高になります。

手間と移動などのコストを考えると1科目での取得を目指す方が無難だよ!

更新が必要なの?

国家資格と違い、ベンダ-資格は更新をしないと資格を失効してしまう場合が多いです。

CCNAを始めとするCisco資格も、御多分に漏れず更新が必要になります。

期間は3年です。

更新には、3年以内に同レベルの試験を合格するか、上位資格を取得する必要があります。

失効には十分注意しましょう。

CCNAはそのまま更新せずに、上位の資格を狙う方がいいよ!
3年経っているんだから上を目指していこう!

試験の内容はどういったもの?

  • ネットワーク基礎
  • LAN スイッチング テクノロジー
  • IPv4 および IPv6 ルーティング テクノロジー
  • WAN テクノロジー
  • インフラストラクチャサービス
  • インフラストラクチャセキュリティ
  • インフラストラクチャの管理

に関する受験者の知識とスキルが問われます。

問題の種類に関しては「選択問題」「シュミレーション問題」「シナリオ問題」があります。

選択問題は4つの選択肢から回答を選ぶものです。

シュミレーション問題は、状況が設定されており、そいの状況に合わせて必要な設定コマンドを、実際にネットワーク機器へ投入するような問題です。

シナリオ問題は、こちらも状況が設定されており、既存ネットワークに対しての問題をどう解決していくかを1つずつ出題されるものになります。

参考書や問題集を問いてみないとよくわからないと思いますが、選択問題の数が圧倒的に多いため、暗記が重要になってきます。

内容はとりあえずネットワーク基礎って理解でOKだ!

どうやって勉強すればいい?

勉強方法に関してはコチラで記事にしていますので、そちらを参考にしてください。

第二新卒やフリーター向けに、無料のスクールもありますので参考にしてください。

まとめ

CCNAは取得難易度の低い資格です。

上にも書いている通り、ほぼ暗記ですし繰り返し問題集を問いていけば取得できる問題です。


受験料が高いのでお財布との相談にはなってくるのは厳しいところ…。

Ciscoさん受験料どうにかしてください。


とはいえ、ネットワークエンジニアとしては基礎の基礎、上位資格への足がかりにもなります。

今後ネットワークエンジニアとして活躍するのであれば取得しておくことをオススメします。

 

ABOUT ME
tak
エンジニアの傍らメディア運営やっています。 高校をやめ音楽をやっていましたが、紆余曲折を経てITエンジニアに。複数回の転職を経て収入UPに成功。管理職や人事も経験。フリーター・第二新卒を始め、未経験でのエンジニア転職をサポートしています。