経験がなかったり、社会人としてのブランクがあったりすると就職や転職活動に当たって不安は大きくなるもの。
そんなアナタの悩みを解消します。
- IT企業に就職して手に職をつけたいけどフリーターだと就職って難しい?
- 第二新卒でIT未経験だけど転職したい
- そもそも未経験でエンジニアとして活躍できる?
- IT企業の就職や転職事情ってどんな感じ?
こんな疑問をにお答えします。
この記事の内容
- 未経験でもIT企業への就職や転職は十分に可能
- 未経験でエンジニアになっても十分活躍できる
- 第二新卒やフリーターがIT企業に就職・転職するために必要なことや注意点
結論!未経験でもIT企業への就職や転職は可能!
結論から言いますと、IT業界未経験でもIT企業への就職や転職は簡単にできます。
理由としては以下です。
- 求人倍率2倍以上!社会全体で売り手市場
- IT業界は拡大するのに人口減少!慢性的な人手不足
- 第二新卒やフリーター向けの無料スクールがある
1つずつ解説します。
求人倍率2倍以上!社会全体で売り手市場
社会全体で人手不足が叫ばれ、売り手市場と言われています。
そんな状況ですので、就職・転職活動は非常に有利に進められます。
転職エージェント業界大手のDODAが発表したデータによると、全体の求人倍率が2.17倍です。
つまり、転職者1人につき2社の求人がある計算になります。
業種 | 求人倍率 | 前月比 | 前年同月比 |
全体 | 2.17 | 0.04 | -0.32 |
IT・通信 | 6.04 | 0.65 | -0.89 |
メディア | 1.44 | -0.06 | -0.89 |
金融 | 1.77 | 0.08 | 0.21 |
メディカル | 1.61 | 0.04 | -0.45 |
メーカー | 1.76 | -0.06 | -0.20 |
商社・流通 | 0.85 | 0.01 | -0.10 |
小売・外食 | 0.82 | 0.09 | -0.21 |
サービス | 2.44 | -0.10 | -0.43 |
その他 | 0.87 | 0.07 | -0.82 |
詳細は次項でお話しますがIT業界の求人倍率はなんと驚きの6.04倍!
ただし、堅調に増えていた求人数も全年同月で比較すると多少かげりが見え始めています。
今が一番いい時期である可能性はありますが、いずれにせよ求人が多いことに変わりはありません。
IT業界は拡大するのに人口減少!慢性的な人手不足
IT業界は昔から人手不足といわれています。
産業は拡大していく一方で、人口減少に伴い人手不足が加速しているからです。
下の図を見てください。
経済産業省が平成28年に「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」を 発表しています。
この中で2019年現在、IT関連産業人口が約27万人も人材不足であるとデータを出しています。
更に、2030年には約79万人の人材が不足するとの結果も。
上記のデータから、IT業界で職に困る恐れは非常に少ないと結論付けられます。
第二新卒やフリーター向けの無料スクールがある
第二新卒やフリーター向けの無料スクールが存在します。
就職・転職を条件として、プログラミングや資格の授業を受けられるというものです。
なのである程度知識をつけてから就職活動に挑むことができます。
また、そのスクールが就職活動を支援してくれます。
詳細はコチラの記事をご覧ください。
未経験でエンジニアになっても十分活躍できる
就職活動するのはいいけど何の知識もないままエンジニアになるのは不安ですよね。
また、将来性も気になりますよね。
結論から言うと未経験でも十分活躍できます。
最初は専門用語にいくつもの疑問符を頭の上に浮かべるでしょう。
それは新卒も条件は同じですし、IT業界じゃなくても同じことです。
今はわからない単語は調べればすぐにわかります。
メモをしておき後で調べれば済むことですよね。
不安であれば、研修が充実している会社を選ぶのも一つの手です。
ただし、個人的な意見となりますが、研修で得られる知識なんて微々たるものです。
実務を通しての経験こそがスキルに繋がります。
将来性に関しても問題ないでしょう。
理由は前項でも説明しましたが産業拡大している中での人口減少が一つ。
もう一つはスキルを積み立てられる世界だからです。
スキルを積み立てれば転職もしやすい業界です。
スキルによっては独立も可能です。
上記の理由から、未経験でも十分活躍は期待できるし、将来も安定すると言えるでしょう。
第二新卒やフリーターがIT企業に就職・転職するために必要なことや注意点
想像がつくと思いますが、第二新卒やフリーターは新卒に比べ、面接で採用担当への説明事項が増えます。
採用担当が気にするポイントをうまく説明しないと面接突破の難易度はあがります。
- 第二新卒の場合、「何故短期間で転職するのか」
- フリーターの場合、「何故フリーターをやっていたのか」
- 共通して「何故IT業界なのか」
ここは人それぞれ理由があるかと思います。
私が見てきたのは以下のような理由です。
- 夢を追いかけていたが諦めた
- 就職した会社に問題があった
- なんとなく就職したくなかった
- やむをえない事情で働くことができなかった
- 在学時に内定をもらっていたが卒業できなかった
十人十色の理由があるかと思いますのでそれぞれの背景や経緯などと照らし合わせて理由を考えましょう。
ただし、最終的には「IT業界へ行きたい」という思い、もっと言えば熱意があることを説明できれば採用担当も安心です。
例えば、次のような内容です。
しかし、将来が不安になり、手に職をつけたいと考えた。
ゲームなどを通し、プログラミングには以前から興味があった。
そのためIT業界への就職を希望している。
最終的に明るい理由で転職する流れになっていますよね。
「逆に仕方なく」や「特に理由もない」となると当然マイナスになりますので、何かしら理由を見つけることが重要です。
まとめ
いかがでしたか?
未経験でもIT業界への就職・転職は可能です。
また、今後の人材需要も高まりますので単価も上がりやすいでしょう。
順調にステップアップできれば将来の不安も解消されます。
まずは行動することが大事です。
就職する気にならなければする必要もありません。
まずは、一歩踏み出して活動を始めてみてはいかがでしょうか。